「ネジひとつ」へのこだわり。なぜ既製品を使わないのか。 神は細部に宿る。その細部さえも、自分たちで削り出す。
照明器具を構成するパーツの中で、最も小さく、目立たない存在。それが「ネジ」です。世の中には安価な既製品のネジが溢れていますが、CTSHはあえて、ネジひとつから関係工場でオリジナルネジを製作しております。今回はその理由をお話しします。
■ 「真鍮マイナスネジ」:懐かしさと品格の象徴 現代の製品のほとんどは、効率的に締められる「プラスネジ」を採用しています。しかし、CTSHの意匠において、私たちはあえて「マイナスネジ」を選択し、国内の関係工場で製作しています。
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意匠の統一感: プラスの溝はどこか「工業製品」の匂いがしますが、一本の線であるマイナス溝は、ヴィンテージの時計やアンティーク家具を思わせる、クラシックで知的な印象を与えます。
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素材の純度: 市販の真鍮メッキネジではなく、本体と同じ真鍮で製作する事で、本体と一緒に同じ速度で美しく経年変化していくのです。

■ 「真鍮ローレットネジ」:指先に伝わる感触 手で回して調整する部分には、滑り止めの溝を刻んだ「ローレットネジ」を採用しています。
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細かな「刻み」: この細かなギザギザ(ローレット加工)も、一つづつ丁寧に刻んでいます。既製品にはないエッジの立ったシャープな手触り。指先に伝わるその感触だけで、この照明がどれほどの思いで作られたかを感じていただけるはずです。
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機能美としての造形: 単なる滑り止めではなく、それ自体が作品のような輝きを放つ「機能する装飾」として、製品の顔を支えています。

■ ここがポイント!
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「違和感」を消すためのこだわり:いかにこだわり抜いたアイデアを形に出来ても、ネジだけが汎用品だと、そこだけが「浮いて」見えてしまいます。全体の美しさを調和させるためには、ネジひとつであっても「同じ血筋」でなければならないのです。
■ 見えない場所への誠実さ 「そんなところ、誰も見ていないよ」と言われるかもしれません。 でも、私たちは知っています。ネジ一本に至るまで妥協せず、作り上げたという事実が、製品全体の放つ「オーラ」や「信頼感」に直結することを。CTSHの照明を手にしたとき、ぜひその小さなネジの頭を指でなぞってみてください。私たちのものづくりへの執念が、そこにあるはずです。
日頃から「隙のない美しさ」を届けたいと思ってモノづくりをしています。
ネジへのこだわりはその一つです。
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