CTSHがインゴットからの削り出しにこだわる理由

CTSHがインゴットからの削り出しにこだわる理由

葛藤の末に辿り着いた「答え」 

正直に打ち明ければ、過去には「海外生産」や「OEM(他社への製造委託)」を
真剣に検討した時期もありました。
大量生産に向いた「鋳込み(型に流し込む)」や「プレス(板を曲げる)」であれば、
材料費も生産コストも劇的に抑えられます。
しかし、出来上がった試作品を前に、私たちは確信しました。「これでは、自分たちが本当に作りたかったものは届けられない」と。

削り出しにしか宿らない「三つの美学」

コストを度外視してでも私たちが優先したのは、削り出し特有の圧倒的な素材感でした。

•    重厚な塊(カタマリ)感: プレス品の軽やかな美しさとは対照的な、手にずっしりと伝わる密度。それが空間に置かれたとき、唯一無二の存在感(オーラ)を放ちます。

•    鋭利なエッジと精度: 1ミクロンの世界で制御された旋盤だけが作れる、凛とした立ち上がり。型から抜く手法では不可能な、指が切れるほどにシャープな美しさがあります。

•    美しいツールマーク(切削痕): 刃物が金属を削り進んだ軌跡。それは、私たちが「確かにここで削り出した」という証であり、量産品には決して真似できない、工芸品のような気品を与えてくれます。

COPPER×CROME×SQUARE E17

町工場の「ものづくり」へのこだわり

なぜ、このこだわりを貫けるのか。
それは、私たちの拠点である岐阜県瑞浪市の自社工場に、
最高峰の切削設備と、それを自在に操る
「削りのプロフェッショナル」たちが揃っているからです。

外部に頼るのではなく、自分たちの手の届く場所で、
納得がいくまで刃を当てる。この環境があるからこそ、
私たちはコストの壁を越え、理想の形を追求し続けることができます。

壁付けブラケット Mjuk ミューク 白磁フリコ E17

「本物」を選ぶ、あなたのために 
効率や利便性が優先される時代だからこそ、
私たちは時代に逆行するような「削り出し」の価値を信じています。
10年、20年と使い続けたとき、その重みと質感に
「やっぱりこれを選んで良かった」と感じていただけるはずです。

この記事で紹介されたCTSHの照明